11月に入りいよいよ494784ブロック(おそらく16日)のハードフォークまでカウントダウンと言う感じです。

前回のBCHのハードフォークではビットコインを持っているだけでBCHという新しい資産が増えて、『棚ぼた』な想いをした人が多いです。

しかし今回のハードフォークはちょっと事情が違うかもしれません。

もしかしたら、どちらかのチェーンが消滅してしまう攻撃的なものになる可能性があります。

新たに生まれるコイン(B2X)を受け取りたいにしても、ガチホを決め込むにしても、しっかりと対応できるように準備しておきましょう。

Segwit2X(B2X)とは?

Segwit2Xによるハードフォークは、1ブロックあたりに保存できる取引の容量を今の2倍に引き上げるものです。

いわゆるバージョンアップですね。

これは可逆性のない仕様変更なので、もともとあったビットコイン(1X)とは全く別のB2Xというコインが生まれます。

容量が増えればより多くの取り引きを処理することができるので、ビットコインをより実用的なものにするには歓迎できるハードフォークかもしれません。

しかし、開発体制が不透明で、たった1人のプログラマがコードを書いていたり、リプレイプロテクションを実装する予定が(現時点では)なかったり、技術的な問題が多いのではと言われています。

リプレイプロテクションを実装しないと?

Segwit2Xで生まれるコインB2Xは『あえてリプレイプロテクションを実装しない』としています。

リプレイプロテクションというのは、文字通りリプレイ攻撃に耐性を持たせることですが、言い換えれば『片方のコインの存在を認めない』ということです。

(リプレイ攻撃については過去記事のビットコインのリプレイ攻撃って?をご覧ください。)

つまり、B2Xはフォークする前の今までのビットコイン(1X)の存在を認めない攻撃的なコインに成り得ます。

もしB2Xが多くのマイナーの支持(ハッシュパワー)を得ることになれば、今までのビットコイン(1X)は消滅してしまうかもしれません。

(消滅というより、マイナーが居ないので取引の承認が進まなくなり、使い物にならない、価値が暴落する)

本当にリプレイプロテクション無しでフォーク強行するのか?

Segwit2Xはもともとは2017年6月19日のニューヨークで合意されたビッグブロック派とスモールブロック派の妥協案(NYA)であり、7月にSegwitアクティベート、11月に今回の2Xフォークをするというものでした。

『合意』ですから、参加したほとんどのグループが賛同しており、皆さんご存知のビットコイン採掘王ジハン・ウーもその1人です。

しかし、先に挙げたような問題が浮き彫りになってきて『え?本当にこのままフォークするの?大丈夫なの?』と言ったゴタゴタのなか、B2Xの詳細が不透明なままフォークの日を迎えようとしています。

こうなってくると中には『やっぱり支持しない』『B2Xはアルトコインとして扱う』『リプレイプロテクションが無いなら支持しない』と表明する取引所や企業が出てくるのは当然。

揃ってSegwit2Xのシグナルを出しているマイナーも、その本心はどう思っているのか分からない状況です。

最大マイナーANTPOOLを率いるジハン・ウーも、オフィシャルではB2Xに対する声明は出さないものの、ANTMINER(マイニングマシン)の支払い受付をBCHに限定するなど、B2XよりBCHを推す態度をとっています。

なので、私はリプレイプロテクションを実装しない攻撃的なフォークは強行されず、B2Xは単なるアルトコインとして扱われるのではないかと思っています。

B2Xを売りたいなら?

B2Xが多くの支持を得られないとなると、B2Xの将来は暗いかもしれません。

ビッグブロックを検証したいのであれば、B2Xでなくとも既にフォークして価値が付いているBCHで十分だからです。

私は前回のハードフォークでBCHを即売りし、なかなか良い利益を挙げることができました^^

(下落して買い戻してます)

なので、今回もB2Xを即売りしようと思っています。

今のところ国内の取引所は流動的で、チェーンの安定をじっくり待ってから対応するというスタイルですので、即売したいなら海外の取引所を使うことになりそうです。

現在のところSegwit2Xの取り扱いを表明しているのは

などです。

扱いや取引をスタートするタイミングはそれぞれですが、個人的には取引高が多く、身分証明書の提出があるBittrexBinanceが良いのではと思います。

どちらにせよ、取引所に大金を置くのはお勧めしません。

(個人の勝手な予想です。予言ではありません(^-^;)

ガチホ勢も対応が必要?

『ハードフォークなんて関係ない。ガチホあるのみ』

という人も居るでしょう。

ビットコインをホールドするのにハードウォレットを使っている方もいるかと思いますが、LedgerやTrezor各社からも、今回のハードフォークに対する見解や、ファームウェアの更新を呼び掛けていたりしますので確認しましょう。

↓Ledgerのファームウェア更新の呼びかけ

↓TrezorはSegwit2Xのフォークが起きた場合、保管するウォレットを提供するとアナウンスしています。

https://blog.trezor.io/trezor-statement-segwit2x-2x-hard-fork-b2x-f245fe4f0fb?gi=eabfcf44aea

当然、フォークが発生する16日には取引を控えるようにしましょう。

暗号通貨ホルダーならそろそろ持っておきましょう