国税庁が平成26年(2014年)に実施した調査によると、30代の男性の平均年収は約450万円。

そして貯蓄額の中央値は415万円と言われています。

『え?多い!』『え?少ない!!』と感想は人それぞれだと思いますが…

人間とは不思議なもので、心理学的には貯蓄額のちょうど半分程度であれば『投資に回しても良いかな』と考えるそうです。

確かに一般的なサラリーマンであれば200万円の余剰金を持っていても不自然ではありません。年収以下の金額ですし、最悪失敗しても30代であればリカバリーが可能な金額だからです。

(100万円じゃパンチに欠けるし、300万円じゃちょっと多すぎる。そんなサラリーマンにとってちょうどいいラインが200万円なのでしょう。)

ということで、この記事では200万円を投資するなら何が良いか?についてまとめていきます。

投資と資産運用の違いは?

投資と似た言葉に『資産運用』があります。

この二つは似ているようで、厳密には意味の違う言葉です。

いろいろな定義がありますが

【投資】

  • リスクを取って短期間で資産を増やす
  • 株(ベンチャーなど)、FX、暗号通貨など
  • 資産を作るのが目的

【資産運用】

  • リスクを抑えて長い期間で資産を増やす
  • 株(有名柄)、不動産(家賃収入)、積立など
  • 既にある資産を増やすのが目的

と言ったところでしょうか。

例えば

『余剰金が5000万円あるから、マンションを買って家賃収入を得よう』

これは元あった資産を増やそうとしているので資産運用です。

逆に、ベンチャー株や暗号通貨などの『まだ信用が低くて単価が低いもの』にお金を投じて大きなリターン(資産)を狙いにいくことは投資と言えるでしょう。

この記事で言う『200万円の投資』は後者ですからリスクを取って資産の構築を狙いにいくことを指します。

投資は余剰資金で

投資をするうえで一番大切なことを抑えておきましょう。

投資=莫大なリターンを得る

というイメージばかりを抱いてしまう、抱きたいのは仕方がないですが、100%成功するわけではないことをしっかり念頭に入れておきましょう。

  • ローリスク⇔ローリターン
  • ミドルリスク⇔ミドルリターン
  • ハイリスク⇔ハイリターン

リスクとリターンは常に対です。

ローリスク⇔ハイリターンなどありえません。

資産運用、投資は必ず余剰金で行いましょう。

『このお金は失ったら困るな』

と思う金額は余剰金ではありません。額を下げて再検討しましょう。

(100-自分の年齢)の割合で投資するべき?

余談ですが、投資には

自分の持っているお金の『100-自分の年齢』の割合のお金は投資に回しても大丈夫

という格言があります。

たとえば30歳ならば資産の70%まで投資に回しても良く、逆に90歳ならば10%しか回してはいけないということになります。

何故かと言うと、高齢になるとリスクの高い運用で老後の生活資金を失ってしまうわけにはいきませんが、若ければ失敗しても今後の収入や運用でリカバリーできる可能性が非常に高いからです。

なので、資産を築きたければ若いうちにリスクを取ってチャレンジするのが理に適っているというわけですね^^

(投資と資産運用の意味を確認したのはこのためです)

 

それでは、順番に見ていきましょう。

不動産投資

投資と言えば『不動産』を真っ先に思い浮かべるかもしれません。

たとえば中古の戸建てやワンルームマンションの一室を購入して、入居者を募って家賃収入を得るスタイルです。

不動産投資の良い所は、不動産物件の価値がゼロになることがないという非常に大きな強みがあります。

どんな不動産も価値が完全にゼロ円になることはありません。

最悪、建物が燃えてしまっても土地を購入していれば売却する選択肢も残ります。

利回りはどれくらい?

不動産投資の一般的な利回りは年間5%と言われています。

しかし、これは借り手が居て家賃収入が入ればの話です。

物件の選定や立地が悪いと、ただ物件をローンで買っただけという悲惨な状況に陥りかねません。

そもそも200万円で不動産投資ができるのか?

流石に200万円で買える不動産物件などほとんどありませんから、200万円を頭金にしてローンを組んで数百万~数千万の物件を購入することになるでしょう。

しかし、これではリスクが低いはずの不動産投資の話がややこしくなってきます。

なので不動産投資は『既にある資産を運用する=資産運用』には適しているけれども、これから資産を築こうとする投資にはちょっと向いていない気がします。

地主や高所得者のための資産運用って感じですよね(^-^;

土地があるならトランクルーム経営も良いカモ

不動産投資と言って良いのか分からないんですが、最近話題なのは使っていない土地や収益性の悪い駐車場を有効活用したトランクルーム経営です。

200万円あれば十分始められますし、何よりマンションなどの物件にくらべて維持費が安くて収益性が高い(良い所は年間8%)のが魅力と言われています。

狭い住宅事情を抱える日本ならではの『物置のアウトソーシング』ですね。

個人的には将来やってみたいなぁと思っている投資です。

株式投資・FX

不動産投資と並んで投資の代表格と言えば株式投資やFX(外国為替証拠金取引)です。

ベンチャー企業の株や新興企業の『割安』、『これから伸びる』と思われる株に投資し、値上がり益を狙います。

(有名企業株や安定している株に資産を投じるのは、どちらかというと資産運用かと思います)

対するFXは簡単に言うと株取引のお金版です。

日本円が米ドルやユーロなどのある通貨に対して価値が上がったのか、下がったのか、両替を繰り返すことで差益を狙いに行きます。

ハイリスク・ハイリターンな投資です。

利回りはどれくらい?

分かりません(笑)

FXでは証拠金(担保のようなもの)を十分に積めば、自分の資産の何倍ものお金を取引に投じることができるので、上手く行けば一晩で数万円、数十万円の利益を挙げることも不可能ではありません。

私も実際、寝て起きたら1万円のポジションが10万円の利益を出していた経験があります。

しかし、その逆も然り。

不動産投資と違って、投じたお金がゼロになってしまうリスクもあります。

FXに至ってはゼロどころかマイナスになることもあります。

これも私の体験談ですが、東日本大震災の時に円が暴落して一瞬にして70万円飛びました(^-^;

相場に消耗します

慣れないうちはチャート(値動き)が気になって張り付き状態になります(^-^;

価値が上昇して順調な時は自分が神にでもなったような気分になりますが、一転下落が始まると…もう気が気ではなくなります。

メンタルが弱い自覚のある人にはお勧めできません。

個人的には『自分のルールを持って』ギャンブルで勝ち越している人は向いているんじゃないかと思います。

暗号通貨投資

ビットコインをはじめとするインターネット上のお金『暗号通貨』への投資です。

特にビットコインはここ数年で価値が跳ね上がり、早くも21世紀で最大の投資になったと言われています。

ビットコインが生まれた頃は価値などありませんでしたが、2017年8月現在は1BTC=30万円もします。

数万円の時からビットコインを多く保有していた人は信じられないような爆益を叩きだし、『億り人』という言葉が流行るほどになりました(^-^;

ビットコインって何?怪しくはないの?

ビットコインと聞いて怪しく思う人が多いです。

しかし、日本最大のビットコイン取引所である

bitFlyer(最大手)

の株主を挙げていくと…?

  • SMBC
  • MIZUHO
  • 三菱UFJ
  • RECRUIT
  • 第一生命
  • 三井住友海上
  • SBI

日本を代表するような名だたる企業が株主になっています。

ビットコインが『怪しい』『得体のしれない物』であれば、取引所にこんな立派な株主が付くわけがありません。

しかし、ボラティリティ(価格変動)が大きい

FXや株の売買のように相場による差益で儲けることが可能ですが、価格変動が激しすぎるのがデメリットです。

1日に±20%の値動きがあることもザラで、昨日30万円だったものが今日20万円になることも少なくありません。

暗号通貨投資の成功話で有名なのがXRP(リップル)という通貨で億を稼いだ人が多く誕生した話です

XRPはかつて1枚1円もしない安価な暗号通貨でしたが、2017年5月に一気に50円まで値上がりし、100万円単位で保有していた人はとんでもない爆益を叩きだしましたが、現在は19円まで値下がりしています。

トレードによるチャンスが大きいのは確かですが、FX以上にメンタルが消耗してしまうかもしれません。

個人的には暗号通貨に関する分野は今後確実に伸びていくと考えていますが、いかんせん過渡期であり最新情報が目まぐるしく変わります。

常に優れた技術を採用した通貨が生まれたり、没落していったり、最新だと思っていた情報がすぐに古くなってしまいます。

かつてのように『ある通貨をずっと持っているだけで爆益』という状況では無くなってきました。

暗号通貨に投資するなら『マイニング』

上のBitFlyerの動画でも出てきましたが、ビットコインを支えているのは『マイナー』と呼ばれるビットコインを採掘(生産)している人たちです。

私は暗号通貨に200万円を投資するならビットコインの『マイニング事業への投資』をおすすめします。

私も実際に200万円以上投資しています。

マイニングについては別記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。