サービス残業を強要させる会社は成長しない

サービス残業ほどサラリーマンのモチベーションを下げるものって無いと思います。

『会社に奉仕している』とか『ボランティア』と言えば聞こえはいいかもしれませんが、ようするにタダ働き、時間の無駄です。

(だったら早くサラリーマン辞めろよwwっていうのは勘弁してくださいw)

でも、世の中にはサービス残業が当たり前のように蔓延していますよね~

2011年のデータですが、大よそ5割の会社が『残業代を全額は払っていない』とされています。

サービス残業の形態はさまざまです。

『30分以内は切り捨てね~♪』と数分単位で切り捨てられるケースや、『ウチ、残業付かないから♪』と数時間単位で切り捨てられるケース。

大小もいろいろあると思いますが

『私の会社は完全にサービス残業ゼロです。』

って胸を張って言い切れるサラリーマンはゼロに等しいんじゃないかなと思います。

俺、客から給料貰ってるわけじゃないだけど…

私の会社では、サービス残業を強要する先輩や上司が

『これ赤字の案件だから残業つけられないわ。そこんとこヨロシク』

『残業付けたいのは良いけど、ちょっと経営状況厳しいみたいからダメだわ』

みたいなニュアンスの事を平然と言ってきます。

彼らって根本的なことを勘違いしてると思うんです。

  • 上司や先輩だからってサービスさせる権限はないし
  • 給料は上司や先輩からでなく会社から貰うものだし
  • 更に言えば、給料は客から貰うものでもないし

って点です。

そりゃ、もともとの金の出どころは客ですけど

サラリーマンはあくまでも会社と労使関係にあるわけで…

会社にとっては『お客様は絶対だ』かもしれませんが、サラリーマンは『お客様に雇われてる』わけじゃないんです。

 

給料や残業代は会社から直接貰うものです。

 

そこに客の払いが悪かったとか、会社の経営状態が悪いとか、部外者から突っ込まれても関係ありません。2の次、3の次です。

「あ、そう。でも俺には関係ないや」で良いやと思っちゃうんですよね。

例え会社の経営者、つまり社長が言ってきても関係ありません。

 

ほら、社内規定に残業出るって書いてあるでしょ

 

本来ならば、これだけで残業代が出るんです。

なんか凄く乱暴な言い方に聞こえますか?世の中そんな簡単に上手く行かないよ…って思いますか?

では、次のケースに置き換えて考えてみたらどうでしょう。

ブログ運営に置き換えてみる

例えば、私はトレンドアフィリエイトブログのコンテンツ制作では外注さんを使うことが多いです。

外注ライターさんと仕事依頼の仕様を決めて、お互いに合意(採用)したうえで作業にあたってもらいます。

けれど、やっぱり10記事じゃなくて15記事にしたいな~とか、やっぱりこのキーワード盛り込んで~とか言った追加や変更をお願いすることも多々あります。

つまり追加依頼、言ってみれば残業を依頼するわけです。

それなのに

やっぱり俺のお財布事情が厳しいから追加支払いできないや

とか

この記事載せてたブログ、思ってたほどPV伸びなかったから単価下げるね

とか、契約した後に言ってきたらどう思います?

外注ライターさんからすれば

『お前の財布事情やブログのPVなんて知らんわ!』

って思いますよね?

『とにかく契約通りに金払え!』

と思うはずです。

外注ライターさんにとっては依頼者のブログのPV(客)も財布(経理)事情も知ったことじゃないんですよね。

それに対して、『いや~世の中不景気なんだよね…』とか『みんなタダで追加記事書いてくれてるのに?』みたいなニュアンスの横槍を依頼者や第三者にされたところで、やっぱり知ったことじゃないですよね?

どうして依頼者(会社)の落ち度を外注ライター(サラリーマン)個人に背負わせるの?それって依頼者が無能だったってことでしょ?ってことになります。

健全な依頼者であれば、なぜPVが伸びなかったのか、なぜ収益性が悪いのかをまず考えます。

そうすることで、同じ失敗をしないように自らを改善してステップアップしていけるわけです。

それをやらずに、外注ライターさんの単価を一方的に下げるという単純で下劣な方法に逃げてしまっては、その改善する機会すら失ってしまいます。

サラリーマンではそれがまかり通ってしまう

残念なことに、サラリーマンではこういったトンデモな理屈がまかり通ってしまうんですよね…

権力に負けて、雰囲気に負けて、波風立たないように…

しかし、『客の払いが悪いんだよ~』とか『経営状態が厳しいんだ~』とかいう状況に陥ってしまった理由はきっといろんな所に隠れているはずなんです。

もしかしたら

  • 営業が見積り単価を盛大に間違えた
  • 無駄な在庫ばかり積み上げてる
  • 社長が接待ゴルフばかりしてる
  • 現場の作業効率が笑えるくらい悪い
  • 材料の仕入れ値をボラれてる

みたいな細かい理由が。

そういった一つ一つの原因にスポットライトを当てずに、『サービス残業ヨロシク~』みたいな、末端にシワ寄せをすることをやってしまっては、その会社は成長しません。

だって、どこが悪いのか『現状』が見えていませんから。

『改善は理想と現状の差を埋めること』です。現状を見る目が無ければ、改善はありません。