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HSBC(香港)

手取り15万円のサラリーマンがHSBC香港の口座を開設するメリットはあるのか?

投稿日:2016-01-14 更新日:

『報酬は海外の個人口座へ振り込んでくれ』

ゴルゴ13ことデューク・東郷の台詞。

日本の銀行よりも海外の銀行に預金しておく方が何かとメリットがあるらしい(?)

そんな『海外の銀行口座』としてよく引き合いに出されるのが、日本から最も近いオフショア地域である香港のHSBCでしょう。

日本からの口座開設のツアーが組まれるほど現在でも現地のHSBC窓口には日本人が多くやってきています。

しかし、『本格的な海外投資をしないのであれば、口座開設のメリットは少ない』と言われているのも事実。

私のような手取り15万円の薄給のサラリーマンがHSBCの口座を開設するメリットがあるのかどうかを考えてみました。

今回はイマイチだと思う部分を挙げてみます笑

こんな方に読んでほしん

  • 香港HSBCで外貨預金をしようと思っている人
  • HSBCの口座を作って海外投資を始めようと思っている人
  • 何となくHSBCの口座を作ろうと思っている人

HSBCの金利が特別高いわけではない

日本は超低金利。

日本の銀行に預金しておいたところで、何年経っても雀の涙ほどの利息しか付かないのはもはや常識ですよね。

きっと金利が良さそうなHSBCに預けておけば利息が美味しいことになるに違いない。そうに決まってる。

本当にHSBCの金利は高いのでしょうか?

日本人であれば誰もがそう信じて疑わないけど、実は『外貨預金』に関してはそうとは限らないようです。

さっそく比べて観ましょう。

三菱東京UFJ銀行 HSBC香港
米ドル 0.31% 0.15%
ユーロ 0.301% 0.001%
豪ドル 0.810% 0.6%
NZドル 1.310% 0.7%
英ポンド 0.4% 0.3%
スイスフラン 0.301% 0.001%

参考:三菱東京UFJ銀行の外貨定期預金金利

参考:HSBC香港の外貨定期預金金利(英語)

2016年1月現在

なんと、普通にHSBCの方が金利が低いのです。

海外の銀行だからと言って、高い金利を享受できるとは限らないんですね。

口座維持費と最低預金額が掛かる

HSBCでは口座維持費が必要になる場合があります

日本の銀行では馴染みがありませんが、HSBCは預金額によって口座のグレードが分かれており、それぞれに最低預金額が設定されてます。

HSBCの口座グレード

  • プレミア(HKD1,000,000⇒約1500万円)
  • アドバンス(HKD200,000⇒約300万円)
  • パーソナルインテグレーテッド(HKD5,000⇒約8万円)

そして各グレードの最低預金額を下回ると口座維持費が徴収されてしまいます。

一番下のグレードでも最低8万円のお金を入れておかなければいけないので、海外で現地通貨を引き出すためにHSBCを開設したい人は余裕を持って数十万円~数百万円レベルで入金しておく必要があります。

うっかり最低預金額を下回ってしまうと穴の開いた貯金箱状態になってしまいます。

日本からの直接入金ができない

HSBC口座開設の最大のメリットと言えるのが日本国内資産の疎開先としての機能です。

よく言われるのが

日本は世界有数の借金を抱える国で、実にGDPの2倍近い1170兆円近くの累積赤字国債があります。

絶対に無いとは言い切れない預金封鎖の対策として、海外の銀行口座(HSBCなど)に資金を疎開しておく方法があります。

というやつ。

『よ~し、借金だらけの日本に預金しておくのは怖いから、毎月少しずつHSBCに資金を移動させよう!』

と、安易に考えてしまいますが、実は

日本国内からではHSBC香港への直接入金ができません

入金するには『国際送金』が必要

『HSBC』は世界的に有名な銀行ですが、日本では窓口を見かけないですよね?

何故かと言うとHSBCの本法人は一部の法人と高額預金者の口座を除き日本からは撤退したためです。

なので日本からHSBC香港の口座に入金する場合は海外送金をする必要があります

これがなかなか良い額の手数料が掛かります。

1回の送金でだいたい5,000円前後

一度に数十万~数百万の入金をするのであれば入金に対する手数料が低く抑えられますが、

数万円をチマチマ送金するような運用をしていては資産を守りたいのか手数料を払いたいのか分かりません。

『給料から月々1~2万円HSBCで外貨預金したいなぁ』

みたいな資産形成は全く持って現実的ではありません。

【悲報】香港がCRSに加盟しました

そして、2018年香に港もついにCRSに加盟しました。

CRSとは

外国の金融機関等を利用した国際的な脱税及び租税回避に対処するため、OECDにおいて、非居住者に係る金融口座情報を税務当局間で自動的に交換するための国際基準

つまり、日本から香港HSBCに日本人預金者の金融資産開示の依頼があった場合、開示しなければいけなくなりました。

なので香港に資産を逃がしていた富裕層としては頭の痛い状況となってしまいました。

使わないと口座が凍結される

HSBC香港の口座は2年近くお金の移動がないと凍結されてしまいます

これも日本の銀行では信じられないですね。

HSBCの口座をどのように活用するか明確な目的がなければ、口座のお金の移動は日本からの海外送金か、ATMからの引き出しくらいしか機会がなくなります。

なので、せっかく日本からのHSBC口座開設ツアーに参加してHSBC口座を開設しても、

『気付いたら凍結されていた』

という人が意外と多くいるのです。

凍結解除は現地窓口で!

厄介なのが口座凍結は本人が香港支店に直接行かないと解除できないことです。

ところが渡航費が掛かる&口座があっても結局活用しない、のでそのまま放置してしまう人が多いです。

(あまりにも凍結&放置する日本人が多いので、これが原因で日本人の口座開設が厳しくなる原因のひとつになっているらしいです)

折角作った銀行口座も凍結させてしまっては元も子もありませんよね。

一応、自分の口座内で普通預金と当座預金(小切手用)との間で資金を移動するだけでも口座凍結は免れますが、この作業すらウッカリ忘れてしまいがちです。

たまにしか使わないのでパスワードや操作方法を忘れてしまった…なんて人も少なくないんです。

口座開設に費用が掛かり過ぎる

日本人のHSBC香港の口座開設は年々難易度が高くなっていると言われています。

その最大のハードルは現地の銀行員と英語でやりとりする必要があることだと思います。

しかも自分の名前を言ったり、住所を言ったりするような単純なやりとりだけではなく

『なぜ、銀行口座を開設するのか?』

『日本の銀行ではダメなのか?』

『年間の入金額は?』

などなど、わりと突っ込んだ金融用語を英語で質問がされるわけです。

正直言って、英語もロクに話せない素人が気軽に香港に行って口座開設できるようなものではありません。

なので大抵の人が『口座開設サポート業者』さんに、だいたいHKD2000~4000くらいのサポート料を払って同行を依頼します。

それでも受け答えは基本的に本人が英語でする必要がありますし、担当者によってはサポート業者の同席を拒否する場合もあります。

ポイント

  • 香港までのチケット代
  • 香港のホテル代
  • 開設サポート料

これらの決して安くないお金を払っても口座開設成功率は100%とはいかないのです。

(もちろん、サポートを依頼した方が成功しやすいし、開設後もサポートがあるので心強いです。)

これだけの費用(勉強代?)を支払ってでも、HSBCの口座開設をするメリットが果たしてあるのか?

本格的な海外投資の受け皿としてHSBCを活用しないのであれば、口座開設のために費やしたお金を回収できるとは考えにくいのが現実です。

HSBC口座を作ったとして、あなたは『活用』できるのか?

『海外投資したいならHSBCの口座は持っておくべき』

『作れるうちにHSBCを作っておくべき』

と煽るサポート業者が多いですが一度落ち着いて

自分はなぜHSBCの口座を開設したいのか?

作ったとしてちゃんと活用できるのか?

をよく考えてみましょう。

外貨預金だけにHSBCを使うのは現実的ではないので金融商品の配当の受け皿にするなど活用方法を明確にしておかなければいけません。

一方で海外でのキャッシング目的に開設するならば口座維持手数料を引かれないように余裕を持った預入が必要不可欠です。

もしどちらにも当てはまらないのであれば無理にHSBCを開設する必要はないと考えます。

そして勘違いしている人が多いのですが

多くの海外ファンドや海外保険商品の契約に海外口座は必須ではありません

実際、僕が投資している

などは配当の受け皿は日本国内の銀行でOKです。

(何に投資しているか気になる方はLINE@からお問合せください^^)

なので繰り返しになりますがHSBCを開設したとして上手く活用できるかどうかをよく考えてから開設するようにしましょう。

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